約 166,429 件
https://w.atwiki.jp/kodamasuru/pages/134.html
死体のように眠る人影 J02-018/N カード名:《死体のように眠る人影》 LPリミット:10% イベントアイコン:S END:- あなたは自分のLPを10%アップする。そのかわりに、あなたはこの手番にレベルアップをすることができない。 「……本は、嫌いか?」
https://w.atwiki.jp/garthrod/pages/57.html
ボストンベスト10(連邦) 順位 通算勝利 回数 撃墜数 機数 通算PP P 1 a 1077 a 2935 a 623330 2 Garthrod 957 イノコ MAX 2283 Garthrod 597542 3 イノコ MAX 871 Garthrod 1843 イノコ MAX 527203 4 がむだむ 604 がむだむ 1603 がむだむ 368241 5 ノリ 572 ノリ 1379 ノリ 361124 6 HIRO 538 HIRO 1069 HIRO 324094 7 ハヤサカ 448 タイトパパ 1050 ハヤサカ 260773 8 タイトパパ 393 ハヤサカ 1040 タイトパパ 243292 9 KID 358 KID 1025 KID 195903 10 Asガルダ 346 ろらん・せあっく 708 XOKY 188529
https://w.atwiki.jp/mtg2384/pages/558.html
autolink 死体発掘/Exhume (1)(黒) ソーサリー 各プレイヤーは、自分の墓地からクリーチャー・カードを1枚、戦場に出す。 《死体発掘/Exhume》をGathererで確認 《死体発掘/Exhume》をGoogleで検索 《死体発掘/Exhume》が使用された大会 取得中です。 カードテキスト転載元: Wisdom Guild 様 2011 / 09 / 20
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/243.html
15. earth 2011/12/04(日) 20 08 06 憂鬱IFネタ 津波が本編よりもやや弱くてワシントンDCまで到達せず、さらにアメリカ風邪が発生しなかった場合です。 西暦1943年1月20日、ホワイトハウスの大統領執務室は暗然たる雰囲気が漂っていた。 「敗北しただと……」 「はい。ハワイ沖海戦は太平洋艦隊の敗北で終りました。戦艦9隻、空母3隻が沈没。キンメル提督は戦死されました」 「……」 アメリカ合衆国大統領ヒューイ・ロングは崩れ落ちそうになる自分を必死に奮い立たせようとする。 「ジャップに与えた被害は?」 「砲撃戦で戦艦フソウを沈め、ナガトやイセに深手を負わせたようですが……」 「殆ど完敗ではないか! 太平洋艦隊は壊滅! ハワイの航空戦力もすり潰された! これでは戦いようがないではないか!!」 ロングは狂気をにおわせる表情で、海軍関係者を睨みつける。 「東海岸は去年の津波で多大な被害を受けた。造船所は水浸し。ニューヨークに至ってはまだ都市機能が回復していない。 この情勢で太平洋艦隊が敗北となれば戦争を継続できるかも怪しい!」 1942年8月16日に起きた津波はアメリカ東部沿岸に多大な被害を与えていた。 東部沿岸の都市は一様に都市機能を停止した。さらに大西洋岸の軍施設も大打撃を受けており、建造中だった艦船は軒並み 使い物にならない。時間を掛ければ何とかなるかも知れないが、都市機能の回復と戦争の継続を両立させるのは難しかった。 「こうなればBC兵器の使用も考えなければならない」 「閣下、それは……」 「この偉大な合衆国を敗北させるわけにはいかん! ましてあのような猿共にだ!!」 かくして米軍では禁断とされるBC兵器の準備がされる。 だがその動きはイギリスを通じて日本に齎される。この動きを知った日本政府、いや夢幻会は星一号作戦の強行を決定。 「BC兵器を使えば、自分達も道連れだということを思い知らせなければならない!!」 かくして日本海軍はハワイ沖で失った戦力の補填もそこそこに、星一号作戦を強行する。 「皇国の興廃、この一戦にあり!」 アラスカ攻略艦隊総旗艦『大鳳』にZ旗が掲げられる。 これを迎え撃つは猛将ハルゼー率いる米海軍残存艦隊。 「ジャップ共を土足で北米大陸に上げさせるわけにはいかん! いいか、俺達の国は俺達で守るんだ!!」 かくして極寒のアラスカ沖で、二大海洋国家の命運を賭けた決戦が始まる。 16. earth 2011/12/04(日) 20 10 54 あとがき 或る意味、こちらの展開は王道とも言えるかも(爆)。 でもロングはこのあと、弾道弾や富嶽の恐怖を嫌と言うほど思い知るでしょう。 津波に飲まれたほうが幸せだった位に(邪笑)。
https://w.atwiki.jp/takarazima/pages/997.html
2011 エイシンアポロン 2010 ダノンシャンティ 2009 カンパニー 2008 ブルーメンブラット 2007 ダイワメジャー 2006 ダイワメジャー
https://w.atwiki.jp/javadsge/pages/802.html
#c{ font-size 24pt; color black ; line-height 5; } body { background-color blue;/*ページ全体の背景色*/ }
https://w.atwiki.jp/kzcreate/
梅雨が明ければ夏本番ですね。プールでは簡単に男の子の視線を集められる子でもBBQではちょっと違う男の子の行動パターンを実体験をもとに紹介させていただきたいと思います。男心を掴むための行動パターンを磨くのです。 男心をつかむ、その1。まずは、下ごしらえだけはしっかりお手伝いするのです。料理が苦手な人は会費を集めるのを手伝ったりお買い物を手伝うだけでもいいですよ。まずは、この子はやさしい子、いい子と言うイメージをはじめのうちに植え付けてしまいましょう。 男心をつかむ、その2。下ごしらえが終わったら次は炭に火をつける作業です。今回の場合コンロではないものを想定してください。炭と言うのはなかなか火がつきにくいものです。慣れている人でも30分くらいはかかります。そして、火をつける作業はとっても熱いのです。熱いからうちわなど煽いであげるのは灰が飛んでしまったりして危ないのでそっとお水やソフトドリンクを渡してあげてください。これで、気がつく子というイメージが植え付けれます。 男心をつかむ、その3。お肉や野菜が焼けはじめ食べごろになってきたら椅子に座ってしまいましょう。元気な子アピールもいいとは思いますが、その1とその2で十分印象付けはできているはずです。それに、鉄板や網からの取り分けは危険です、油も危ないので男の子にしてもらいましょう。 男心をつかむ、その4。あとは、帰るだけですね。このころにはすでにあなたの周りに何人か男の子がいるはず遠くから見つめている人もいるかもしれません。最後に、男の子を男にしてあげましょう。そう、重いもの持って~です。べたべたですが、最後の最後まで何のアプローチをしてこない人は個々が落とし所ですよ。荷物はちょこっとだけ持って隣を歩きましょう。それだけで、イメージが良く見えますよ。 a href="http //lovepsychology.jp/" target="_blank" 男性心理を操って男心を虜にする恋愛心理学 /a
https://w.atwiki.jp/mizukkomk-2/pages/29.html
『イリヤの空、UFOの夏 その2』に収録されている短編「死体を洗え」は謎の多い話である。 登場人物の名前すら明らかではなく、謎の多さゆえに物語に対するさまざまな推測が生まれた。 ここ でもいくつかが取り上げられている。 この項目では推論の全てを取り上げることはせず、代表的な2つの話題について記す。 項目は以下 ナンパ男の正体について 電話のノイズとちゅみの行方 なお、ここでの記述は2ちゃんねるなどでの議論のループを避けるための暫定的な記録であり、作者の設定した「事実」と合致しているかどうかは保証されない。 +ちゃぶ台返しがお好きな人のために 内容に入る前に、この短編の特殊な記述形態に言及しておく。 「死体を洗え」の大部分は語り口調で、会話の一方の側の台詞だけを書き出したような文章が地の文で綴られている。 そのため人称がはっきりせず、書かれている内容が事実かどうか判別できないという問題が発生する。 語り口調の部分は大きく3つに分かれている。 素直な解釈でいくなら、それぞれ「ちゅみの一人称語り」「ナンパ男の一人称語り」「静の一人称語り」と見ることができる。 しかし例えば、このうちの「ナンパ男の一人称語り」は「ちゅみの回想による二人称語り」と取ることもできる。 そうするとナンパ男の存在はちゅみの口からしか語られていないことになり、「そもそもナンパ男は実在したのか?」というレベルから疑わなくてはならなくなってしまう。 訓練に疲れたちゅみのたちの悪いたずらって線も無くはないじゃないか、ということである。 とはいえ、そのあたりを疑ってしまうとそもそも考察が成り立たない。 そこで前程として3つの仮定を立てておく。 語り口調の文章は、それぞれ作中で実際になされた会話のうち、一方の台詞を抜き出したものである。 2番目の箇所は、ちゅみとナンパ男の間で交わされた会話のうち、ナンパ男の台詞を抜き出したものである。 ノイズ音以前は合成音声や声質の似た他人などによる会話偽造の可能性は考えない。 この仮定により、作中に「ちゅみ」「静」「ナンパ男」が存在したことは確定し、またそれぞれの間に会話が交わされたことも確定する。 ナンパ男の正体についての考察は、この仮定が正しいという前程に立つ推論であるとする。 前置きでした。 ナンパ男の正体について わたしが思うにまず、ベースにあるのが制服フェチで、その上すごい変化球のサディストよ、そいつ。 つまり変態である。 …というオチも大いにありうる。 要はそのくらい情報が少ない。 物語自体が短編なうえ、ナンパ男の素性に関してはそのほとんどが自称である。 正体不明、としておくのが一番収まりがよいのだが、それでは考察にならないので、ここではあえて本編の人物の再登場を疑った説を取り上げてみる。(*1) 可能性があると思われるのは、 榎本 水前寺 のいずれかである。 ナンパ男=榎本説 個別の描写に関しては ここ などを参照してほしいのだが、ナンパ男の発言を聞く限りでは榎本と匂わせるような記述は多い。 ナンパ男が榎本であると考えるならば、その動機が問題となる。 動機として思いつくもの。 ひとつは単純に憂さ晴らしとして。 WACをからかう、誰にも話せないような話を通りすがりの相手に話す、などパターンはは色々考えられる。 しかし本編の描写からすると、現在の榎本がそのような行動を取るとは考えづらい 過去の、今ほど危険な立ち場にいなかった榎本ならば、という条件付でならばこのようなこともありえたのかもしれない。 つまり「死体を洗え」は本編より昔の話で、ナンパ男の正体は過去の榎本だ、とする説である。 上記リンクの時系列考察とも整合する。 次に、内部のスパイをあぶりだすための、榎本の芝居という推測がある。 電話のノイズとちゅみの行方で詳しく触れるが、ノイズの正体は回線が切り替わった音で、それに合わせてちゅみは拉致されたと考えられる。 そこから派生した、ちゅみおよび静にスパイ容疑がかかっていたとする説だが、こちらはやや弱いといえる。 静の台詞や短編「それ以外のことについて言えば」の描写等からわかるが、自衛軍は現実の自衛隊と同様に上級部署への転属、昇進などには試験の合格が必要である。 ちゅみが冒頭で言及しているように彼女たちは新人であり、有益な情報を知りえる立場にいるかどうかは疑問である。(*2) 情報部もしくは保安部が担当するべき仕事に榎本が実行役で関わっている、という点と合わせて考えると、それらしい説とは言い難い。 なおどちらの動機においても、同じような動機を持つ基地の人間の仕業、と考えることは十分可能である。 ナンパ男=水前寺説 ちゅみの発言にある「三十ちょい前くらい」「パッと見はちょっとカッコいい」「UFOの噂」は水前寺を思わせる描写である。 ナンパ男が水前寺であるとするなら、時系列的にはきわめて本編と近い時期に起こった出来事ということになる。(*3) 本編の季節は夏~秋を過ぎても暑い毎日なので「くそ暑いのにBC装備で一日中走り回された」との発言とは一致している。 水前寺の目的で考えられるのは情報収集だ。 ナンパは何らかの情報を得るための手段だったと考える訳である。 実はちゅみは椎名や先坂の後輩であり、その線から何か情報を知っていると踏んでいた、とか。 だれかれかまわずデマを流して基地側の反応を見ていたとか。 話す人ごとに嘘の内容を変えて、基地の反応を見つつどの内容が機密に近い成分を含んでいるか見極めていたとか。 WACの持ち物や衣服に盗聴器・発信機の類を仕込んでいたとか。 水前寺がどのような形で基地の情報を収集していたかに関する描写はないし、いずれもありえないとは言い切れない。 ただし、水前寺が本当に30前に見られるか、など疑問点は残る。 なお、前項と同じように、ナンパ男=水前寺説は、水前寺と同じような動機を持った人間の仕業説、と読み替えることも可能だ。 「水前寺応答せよ!」「それ以外のことについて言えば」から見るに、園原基地周辺で情報収集に走り回っている人間は多いと考えられる。 そうした人間の誰かが上記のような狙いで新人WACに接触した、というのは、水前寺説よりもむしろもっともらしいかもしれない。 電話のノイズとちゅみの行方 寮の回線は盗聴されており、ノイズは電話の回線が繋ぎ替わった際のものと考えるのが妥当である。 この場合、ちゅみは回線が切り替わった後速やかに基地の保安部隊などに拘束されていると思われる。 ちゅみが拘束された原因としては、会話の内容に機密に触れる部分が含まれていたということが考えられる。 関連して、盗聴はbotによって行われていて、内容ではなくいくつかのキーワードが網にかかったとする説もある。 上でも取り上げたスパイ説はやや厳しい。 ちゅみがスパイだとすると、馬鹿話に見せかけた暗号会話で機密を外部に漏らそうとしたが発見された、ということになろうが、盗聴されているとわかっている寮の電話回線を使う理由がよくわからない。 その他、盗聴と拉致を北などの敵対組織の手によるものとする説もある。 寮は基地の外にあるため不可能ではないだろうが、その場合動機が不明である。 このページを編集
https://w.atwiki.jp/shin0000/pages/361.html
成長していくBBNTRPG はーい、ここでは応募のスタイルをスタイルシートにして紹介するコーナーなんだ。 「短い間でしたがありがと……」 美紀ちゃんっ、まだ終わってない終わってない(笑) 投稿シート 提案者名(必須) メールアドレス 提案技能、機能、現状問題提起(必須) ご意見、ご感想 まあ、説明するものでもないと思うけど、上から順に説明していくね。 「提案者名はそのまんま、投稿しようと思っているそこのあなたのお名前です。必須事項ですから必ず記入してくださいね。なぜなら、後でお礼がいえないからですw」 メールアドレスは必須じゃないけど、マスターがお礼のメールを出したいんだって。なるべくなら書いてね。 「提案~はこれを見ている投稿者のあなたが提案した技能や、現行のシステムで問題があると感じたところについて思いっきり論じてもらいたいところです。不満に思うところは思う存分ぶちまけてくださいっ!!」 ご意見、ご感想はそれ以外のBBNTRPGに関してのことについてだね。マスター、感想もらえたらごろごろ廻って喜ぶらしいから……。 「変な反応ですねぇ」 送り先 美紀ちゃん、送り先はどこだっけ? 「えっとですね、shin08ms@hotmail.com ですね」 あ、そうそう。 「メールで、上記のシートを貼り付けてご意見をいただければマスターが誠意を持って対応します」 小説、そしてユーザーの方々と友に成長するRPG、それがBBNTRPGなんだ。 戻る
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/3629.html
「どうかしたの?トニー」 頭上でクエスチョンマークが飛来しているモンモランシーは何しに来たのか?と言いた気な表情で俺に尋ねてくる。 「ああ、ちょっと聞きたいのだが、ジュール・ド・モットって言う変……いや、貴族の所在を教えて欲しいのだが?」 首尾よく所在地を聞き出した俺は、『レオーネセンチネル』に荷物を取りに行く。多少なりと武装の準備するのと、 「これは持って行った方が良いな」 トランクに入っていた『カメラ』を持ち出して何時ぞやに盗んだ馬車に乗せ、日が昇りきらぬ内に学院を出立した。今回ばかりは流石に 貴族を巻き込むわけにも行かないので一人で行動するのと、地理的に詳しくないのでさっさと出発した方がいいだろうという判断だ。 「なんだあの二人は……くそっ随分と遠いじゃねぇか!」 だがその目的地は、多分話よりも遠い気がする。目的地に到着した頃にはすっかり日が暮れ、闇に包まれていた。歩いていかなくて正解だ。 闇に包まれている為に周りを完全に見通すことは困難だが、ヘンタイ貴族の住処はまるで砦で、横には城壁がうずたかくそびえている。 変態はリバティーシティにも大勢居るが、こう権力を握ってしまうと性質が悪い。俺は目立たない場所に馬車を繋いで武装して懐に仕舞うと、 門番の居る入り口に割と堂々と入っていった。 「何だ貴様は!?」 「俺は魔法学院から寄越されたトニー・シプリアーニと言う者だが、ここの貴族に用があるのだ、通せ」 強行突破も考えたのだが、『魔法学院』の名前を出したら割とすんなり応接間に通された。少々拍子抜けをしたが、五分後、本当にその ヘンタイ貴族は現れた。余裕に満ち溢れた嫌な空気を発しながら、俺の対になる席に少々無作法に座る。 「……此方も取り込み中だ、用件は手短に願うぞ」 ヘンタイ貴族は立ち振る舞いこそ貴族だが、顔立ち・衣類・喋りなど全てに於いて下品且つ変態の域に思える。これは相当美少女・美女を 手当たり次第に漁っていたのだろうと容易に想像がついた……多分、取り込み中と言うのも、女とイタしてる為だろう。 「まぁ大した事じゃないがね……好色趣味って言うのも人それぞれだが、金あるんだ。女はプロの方が良くないか?」 「!?……何が言いたい、トニー・シプリアーニ?」 遠回しに言い放った言葉に見事に釣られたこのヘンタイ貴族は、目の色を変えて言い返してくる。 「聞けば、職権乱用で女手当たり次第に漁ってるそうじゃねぇか、国家元首にばれたら色々とヤバいだろ」 「……いっ…言っている意味が良く分からんね……そろそろ遠回しで無くて直接用件を言ったらどうかね……!?」 俺の揺さぶりが効果を発揮し、このヘンタイ貴族は明らかに動揺している。正直情報は極々僅かだが、はったりもここまで効果を発揮すると 虚も実だ。俺はこのままの調子で攻めてみる事にする。 「今日、学院から連れてきたシエスタと言う平民が居るだろ?あれ、王宮と学院の立場を問わず評判の良い子でな、アンタが連れ去ったって 事が広まった途端、悪い噂が流れてるんだよな。大人しくシエスタを学院に帰した方が身のためだぜ」 「!?……な…何を言い出すかと思えば……そ…それは大丈夫だ。シエスタはうちの使用人なのだからな……シエスタを呼べっ」 ヘンタイ貴族はそう言いながら、シエスタを呼び横に連れてくる。すると、毒々しい原色の赤色のエプロンドレスを纏ったシエスタが、引っ張り 出され、言うに事欠いて彼女の首元に臭そうな息を吹きかける。シエスタもどうして良いのか分からないようなリアクションに困っていた。 「まぁ、こう言うことだ。安心して帰りたまえ、シプリアーニ」 「……本性見せたな貴族さんよ、俺はそのショットを拝みたかったのよ。これで、俺の確証は実になったと言う訳だ」 「!?」 勝ったと思っていたのだろう精神状態に冷や水をかけてやると、ヘンタイ貴族の顔がまるで茹でたロブスターの如く面白い位に真っ赤に染まった。 「使用人?おいおい、笑わせる事を言うな……アンタが根っからの女好きって言うのは周知の事実なんだよ。相手が平民だからって好き勝手な事 並べるな……お前みたいな粗チン野郎には娼館の女でも勿体無い、いや立ちんぼでも勿体無いわ」 行き成りの悪言雑言にこのヘンタイ貴族は思わず立ち上がる。恐らく、生まれてこの方こんな罵られ方はされたことないだろう。 「なっ!?貴様……誰に向ってそんな口を!!」 「アンタだ、ヘンタイ貴族。お前みたいな下衆野郎はな、下手に女に手を出して、翌日湖畔に水死体になって浮かんでる方がよっぽど相応しいわ」 この言葉がトドメになったか、わなわなと身体を震えさせながら身体を真っ赤にさせ、メイジのシンボルともいえる杖を手にする。 「言わせて置けば好き勝手……命が惜しくない様だな……そこへなおれ!!」 「良いのか?俺を殺せば、ヴァリエール家と魔法学院を相手に抗争を引き起こす事になるが、それでも良いのなら遠慮は要らん、殺しな」 俺は顔色一つ変えずにしれっと言い放つ。実際ヴァリエール家とそこまで深い仲ではないが、言ってやればそこそこ脅しにはなるだろう。 「止めて下さいっ!!トニーさん!!」 一触即発の状況で、シエスタは悲鳴にも似た声をあげる。 「シエスタ」 「伯爵、この者の無礼をお許しください」 シエスタは俺が殺されると思ったのか、跪いてヘンタイ貴族に許しを乞う。だが、この貴族は当然のように拒否してきた。 「ならん!斯様な平民の無礼を捨て置いては……」 「こいつにはできねぇよシエスタ。仮にも俺はヴァリエールと魔法学院の使者という扱いだ。そんな者を殺したとなれば、ヴァリエール家は宣戦 布告と見なしてヒットマンを送ってくるだろうよ。そうなりゃ身の破滅だぜ、こう言う抗争は裏社会と一緒だからな」 すかさず追い討ちの言葉を続ける俺に、シエスタは顔面蒼白、ヘンタイ貴族は茹で蛸のように真っ赤に顔を腫らしていた。 「相手が伯爵でも、そうかわらねぇんだよ……おい、殺す気になったか、貴族さんよ?」 「グググ……この場はシエスタに免じて命だけはくれてやる……早々に立ち去れぇい!!」 殺したくて殺したくて堪らないのだろうが、流石にヴァリエールやヒットマン、抗争等の単語が並んだら一線を超える勇気は出なかったのだろう。 もっとも、後でルイズにはちゃんと尽くしてやらんといけないだろうが……。 「まぁ、そうなるだろう。流石に抗争になったら潰されかねないだろうしな」 「ググ……貴様…減らず口を……おいっ!!何をボサッとしてるんだ!この者を屋敷から叩きだせ!!」 「その強気と言動が、後々後悔にならないように気をつけることだな」 捨て台詞とも言うべき言葉で締めると、俺は背後に立っている監視とも言うべき二人の衛兵に囲まれながら敷地内の母屋の屋敷から出された。 この世界に無理矢理来させられて気に入らない事だらけだが、こんな胸糞悪いのは初めてだ。今回ばかりは許さん。 俺はキョロキョロを左右を視線を送りながら屋敷内を見渡すと、この邸宅は思ったほど警備の監視が厳しくない事に気がつく。 「兄ちゃん達、すまんが靴紐が解けた。ちょっと直すから待ってくれ」 俺が何食わぬ顔してそう言うと、『仕様がねぇな』と言わんばかりの表情を浮かべて顎を突き出す仕草でOKを出した。そしてゆっくりと 座った瞬間――― 「ぐええぇぇぁああっ!!」 懐に素早く手を入れピストルを取り出して抜撃ち、ほぼゼロ距離射撃での銃撃で俺の左後ろに立っていた衛兵の腹部に銃弾を二発浴びせ、 悲痛な断末魔と共に転倒、恐らく絶命しただろう。 「ちょっ……!おい…お前どうなって……ふぇっ?!」 現状を把握できていない俺の右後ろに立って居たもう一人の衛兵は、聞いた事も無い音と共に倒れた同僚を見て慌てふためいている所に 後ろから頭部を銃撃、始末した。 「……おぅ、上手い具合に丁度良いじゃねぇか」 始末した二人の衛兵の死体を草叢に放り投げて隠滅すると、隠滅する前にひっぺ返した連中の防具を身に付けて変装する。これなら、屋敷 内に居ても早々怪しまれまい。 ――二度と立ち直れないような弱みを握れ